豆腐の絹ごし、木綿、焼きのカロリーは違うの?
カテゴリ「カロリー 豆」この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。
ヘルシー食材の代表である豆腐。
くせがなくて食べやすく、
調理方法によって
いろいろな味わいが楽しめます。
日本のファーストフード
「豆腐」のカロリーや特徴を知って、
豆腐の良さをどんどん取り入れましょう。
今回は絹ごし、木綿、焼き
豆腐で特徴やカロリーをまとめました。
豆腐の種類別のカロリーは?
豆腐を作るには
たっぷりの水で膨らんだ大豆を、
ミキサーにかけてポタージュ状にします。
そんな豆腐には種類がありますね。
では、
絹ごし豆腐や木綿豆腐、焼き豆腐など、
どう違うのでしょうか。
カロリーや栄養面とあわせて、
紹介していきます。
○絹ごし豆腐のカロリー
絹ごし豆腐は、
ポタージュ状にした大豆を
布で濾してできた
水分=豆乳だけを使って固めます。
植物性たんぱく質が豊富で、
1食あたりの摂取目安量の半分が取れます。
それに対して、
炭水化物は3%程度しかなく、
総カロリーが低く抑えられる点が
ヘルシー食材と言われる理由です。
カロリーは100gあたり56kcalで、
300g(1丁)では168kcalです。
○木綿豆腐のカロリー
ポタージュ状にした大豆を
全てを使って固めます。
たんぱく質とカルシウムは
絹ごし豆腐よりも豊富です。
特にカルシウムは
1食あたりの摂取目安量を
大きく上回っているので、
同じ冷奴なら絹ごし豆腐よりも栄養価が高く、
しっかりとした食べ応えがあります。
カロリーは100gあたり72kcalで、
300g(1丁)では216kcalです。
○焼き豆腐のカロリー
焼き豆腐は木綿豆腐の水気を切って、
表面に焼き色を付けたもので、
木綿豆腐よりもさらにしっかりとしています。
自宅でも作ることもできます。
ミネラル分は最も豊富に含まれていながら、
炭水化物は絹ごし豆腐と同じように低いので、
置き換え食材にはもってこいの食材です。
カロリーは100gあたり88kcalで、
300g(1丁)では264kcalです。
ダイエットに使える豆腐の仲間とは?
どの豆腐にも豊富な栄養が
含まれていることがわかりました。
さらに、
豆腐から作られる仲間たちのことを知って、
ワンパターンな
豆腐ダイエットから脱出しましょう。
○油揚げ
木綿豆腐を薄く切ってあげたものです。
油抜きをして冷凍しておけば、
いつでも豆腐の栄養価を取り入れることができます。
○生揚げ(なまあげ)
水気を切った木綿豆腐を
厚みのあるまま揚げたもので、
関西では「厚揚げ」
関東では「生揚げ」
と呼ぶことが多いです。
カロリーもボリュームも主菜向きなので、
置き換えダイエットにぴったりです。
○がんも
崩した木綿豆腐を水切りして、
整形して揚げたものです。
関西では
「飛竜頭(ひりょうず・ひりゅうず)」
とも呼びます。
ひじきなどの具材を混ぜることが多く、
多くのミネラルを含んでいながら、
脂質は油揚げの半分程度です。
冷凍保存ができますので
油抜きをして調理しておくと、
ヘルシーでボリュームのある1品が
いつでも用意できます。
豆腐や豆腐製品には
お手頃価格で高い栄養価のものが多く、
お財布にも体にも優しい味方です。
今回紹介した以外にも
多くの種類がありますので、
上手に取り入れると飽きずに
栄養のある食生活が続けられそうです。
この記事の監修者
- 食べ物の情報を発信しています。健康に関する情報は年々変化します。より正しい情報を届けれるように注力します。
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