さくらんぼの「カロリー,健康効果」まとめ保存版!
カテゴリ「カロリー 果物」この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。
さくらんぼは小さい頃から
よく食べている果物ではないでしょうか?
なんだか栄養が少なそうな印象ですが、
「貧血に良い?」
という噂が流れています。
貧血と言えば、
プルーンやレバーが代表的ですよね。
さくらんぼは実際どうなんでしょう。
さくらんぼのカロリーや
健康効果に合わせて見ていきましょう。
さくらんぼは何で山形が多いの?
日本で栽培されている
さくらんぼのルーツは
ヨーロッパが起源の
甘果オウトウ、セイヨウミザクラです。
明治時代の初期に
日本に持ち込まれました。
しかし、
1日の気温の
高低差がないと甘味が増さない
ため産地が限られ、
全国的に広がるには至りませんでした。
現在でも山形県が
生産量の70%を占めています。
現在の日本でも
最も有名なさくらんぼと言えば、
昭和3年に命名された「佐藤錦」
実は大正時代に
15年もの歳月をかけて開発されています。
当時唯一甘さと保存性を兼ね備え、
日本を代表する品種となりました。
品種改良により赤紫色で甘味が強く
大粒で軟らかい「紅さやか」
独特の歯ごたえがあり
酸味の少ない「紅秀峰」
500円玉サイズになる「大将錦」
など新しい品種も次々と誕生していますが、
「佐藤錦」の人気はいまだに
衰えることはありません。
アメリカから輸入される
アメリカンチェリーは
ダークチェリーとも呼ばれ、
大粒で果肉は硬め、
甘味が強く酸味が少ないのが特徴です。
さくらんぼの健康効果は?貧血に良いってホント?
さくらんぼの主な栄養素は6つもあります。
①疲労物質の乳酸の分解を促進して
疲労回復に役立つ「クエン酸」
②クエン酸を助け疲労回復効果を
アップさせる「リンゴ酸」
③エネルギー源となる果糖「ブドウ糖」
④目の疲れや細胞の老化を
予防する働きがある
「アントシアニン」
⑤睡眠の周期をコントロールする
働きの神経ホルモン「メラトニン」
⑥虫歯予防の甘味料としても
おなじみの「ソルビトール」
などをバランスよく含みます。
さらにさくらんぼは
鉄やカルシウムなどの
脂溶性ミネラルの吸収を早めます。
それにより造血作用や貧血防止
さらには子どもの成長に
欠かせない葉酸を多く含んでいるので、
妊娠中の女性には特におすすめの果物です。
さくらんぼのカロリーは?
さくらんぼの可食部100gあたりの
カロリー:60Kcal
糖質:15.2g
食物繊維:1.2g
です。
さくらんぼ1粒の可食部は約5gなので
カロリー:3Kcal
糖質:0.7g
食物繊維:微量
です。
雨に弱く栽培に手間がかかるため
果物の中では比較的高価な
さくらんぼを食べ過ぎることは
そうそうないでしょう。
しかし、
果糖は摂り過ぎれば
中性脂肪として蓄えられますので
注意は必要です。
おいしいのに、
こんなにもたくさんの
健康効果があるさくらんぼ。
積極的に食べていきましょう!
この記事の監修者
- 食べ物の情報を発信しています。健康に関する情報は年々変化します。より正しい情報を届けれるように注力します。
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