「じゃがいも」のカロリーは低いのに太る理由とは!?

カテゴリ「カロリー 野菜
2018.09.11

この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。

ミネラルやビタミンを含み、

カロリーの低い「じゃがいも」は

良質なエネルギー源です。

 

では、なぜ「じゃがいも」は太る

と言われるのでしょう。

 

ダイエット中は、

「じゃがいも」は食べちゃダメ?

安心して食べられる方法は

ないのでしょうか。

 

カロリーや栄養効果を合わせて

見ていきましょう。

「じゃがいも」の名前由来や原産は?

南アメリカのアンデス地方原産で、

16世紀にヨーロッパに渡って

盛んに作られるようになりました。

 

保存がきくので

飢饉のときには重宝しました。

 

日本には江戸時代初期に

ジャカルタから伝わりましたが普及はせず、

栽培が始まったのは明治になってからです。

 

その際、

ジャガタライモが訛って

「じゃがいも」と呼ばれるようになりました。

 

そこから種類も

男爵、メークイン、キタアカリ

インカのめざめ、アンデス

などたくさんの種類があります。

 

主な生産地は北海道ですが、

日本全国で作られていて

一年中収穫があります。
 

「じゃがいも」の意外な栄養効果とは?

じゃがいもにはでんぷんのほかに、

カリウム、マグネシウム、リンなどの

ミネラル、ビタミンB群、ビタミンCが

含まれています。

 

カリウムは体内の塩分調整に役立ち、

マグネシウムやリンは

歯や骨の成長に欠かせません。

 

ビタミンB群は糖質の代謝にかかわります。

 

糖質を多く摂取する日本人の食生活には

特に重要であるにも関わらず、

不足しがちな栄養素です。

 

ビタミンB群とビタミンCは

体内に蓄積されないので、

毎日摂る必要があります。
 

「じゃがいも」のカロリーは低いのに太る!?糖質は?

中くらいの「じゃがいも」一個

135g(可食部)の

カロリーは103Kcalです。

 

また、

糖質は23.8g

でんぷんが87.5%を占めます。

 

すぐにエネルギーに変わる

ブドウ糖、果糖、ショ糖はわずかなので、

「じゃがいも」がエネルギーに

変換されるには時間がかかります。

 

ごはん一膳150gの

カロリーは252Kcalで、

食物繊維を除いた糖質は

57.15gです。

 

一食分を比べると、

「じゃがいも」のカロリーは

ごはんの半分以下

糖質は4割ちょっとしかありません。

 

じゃあ「じゃがいもは太るは嘘?」

と思うかもしれませんが

「太ります!

 

その理由は調理方法にもあります。

 

「じゃがいも」を生で

食べることはありませんよね。

 

じゃがいもを蒸したり茹でたりすると、

水分が抜けるので

その分カロリーが高くなります。

 

135gの生の「じゃがいも」の

カロリーが103Kcalなのに対して、

蒸した「じゃがいも」は同じ135gでも

カロリーは113Kcalです。

 

加えてじゃがいもは脂の吸収が良いので、

調理によってカロリーがアップします。

 

特に蒸したり茹でたりした後に

油で揚げる油の吸収率が大幅に上がります。

 

つまり、

じゃがいもが太る要因ではなく

調理方法が問題なのです。

 

ポテトチップスやフライドポテト

コロッケにポテトサラダ。
 

 
美味しいけれどカロリーが高く、

どう考えてもダイエットの大敵ですよね。

 

ポテトサラダの代わりに

茹でた「じゃがいも」に

醤油やポン酢をかけて食べたり工夫しましょう。
 

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この記事の監修者

すず
すず
食べ物の情報を発信しています。健康に関する情報は年々変化します。より正しい情報を届けれるように注力します。

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